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(21)‐のじゃロリ&ロリババァ‐ Vol.1 感想

(21)‐のじゃロリ&ロリババァ‐ Vol.1(21)‐のじゃロリ&ロリババァ‐ Vol.1
(2013/02/28)
共著

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そんなわけで、今年のロリババァ界最大のトピックスとも言えるロリババァ&のじゃロリのコミックアンソジー、
『(21)‐のじゃロリ&ロリババァ‐ Vol.1』を購入。
はさみさんのブログで感想を書くとリンクしてもらえると聞いたので、
Twitterで書いた感想に加筆修正して載っけてみる。ネタバレなども含むのでご注意を。

表紙絵
発売前からさんざん言われていけど、どのへんがのじゃロリorロリババァなのかよく分からない。
ただ、ロリババァを一枚絵で表現するのが難しいのは身を持って知っているのでそのへんは差し引こう。
一部でこの中の誰がロリババァなのか推測する遊びが行われたが、僕は左上の子が怪しいと思う。

裏表紙
ピンク1色と文字だけ。
アンソロコミックのお約束は知らないけど、ポチ絵の一つくらい入れてもバチは当たらないと思う。


キャッチフレーズは「亀の甲より年の功!!?」。
読み終わった後に見るととんでもない詐欺フレーズである。
また、のじゃロリとロリババァの説明が載っており、特にロリババァの項で「いろいろな説の定義分けが存在しますが~」と書いているあたり、
書き手はそこそこロリババァ界隈に通じているようだ。説明文自体も間違っていない。

以下、各作品の感想。


『おもちゃの教祖さま』高崎ゆうき
合法ロリ。37歳見た目小学生の教祖さまの話。作品自体はなかなか密度の濃い24ページ。
物理的にもコマを小さくしてるおかげで多少の見づらさがあるが、それでもこれだけ詰めこまれていると高級感がある。
シナリオも、赤ちゃんギャグをクライマックスのオチに再利用するなど手慣れた感がある。
ただクライマックスが会話劇で派手な絵がなく、少々地味だったように思う。

肝心の主人公は合法ロリ感が薄かった。
ダダをこねてじたばたするなど仕草が子供っぽく悩み方も若いので、見た目が若い大人というより大人びた子どもに見える。
とはいえ、一つの漫画作品としてはもっとも完成度の高い作品。


『ぺるこい』「うな」/安田誠
のじゃロリ。日常系4コマの一話分を接着剤でくっつけてストーリー漫画形式にしたような話。
色々と不安定だがアンソロコミックらしいと言えばらしい。

「訛り系のじゃロリ」という創作界全体を見てもけっこう珍しいキャラが登場。
しかし広島弁というわけではなく、似非関西弁に「のじゃ」をくっつけたような奇妙な言い回し。ちょっと違和感がある。
作中での立ち位置は登場人物Cといったレベルなので、これをのじゃロリorロリババァの漫画というのはきついのでは……と思った。
まあ、この先にもっときついのが出てくるんだけど。


『マゴに恋する5秒前』なつみん
アンソロジー54ページ目にしてついに登場したロリババァ。ロリババァな祖母と、彼女に性的に迫られる青年の話。
ちゃんと話の中心にロリババァがいるとても正統派なロリババァ漫画。
正統派過ぎてベタになっているきらいはあるが、本の表題通りのことをやってくれた点で今後に期待が持てる。
大婆様によく似た見た目のロリババァが孫に大量に物を食わせようとするコマなどはこれぞおばあちゃん系ロリババァといったところ。
今後シナリオや演出にひねりを加えていくことができればもっと良くなると思う。


『Bremen』緋原ヨウ
ロリババァ、のじゃロリともに出てこず。最後の黒髪ロングがもしかしたらそうなのかもと思ったが、あまり期待はもてない。
ストーリーはブラスバンドものになるのだろうか。
4コマ形式とストーリー形式が切り替わる変則的な構成で、連載漫画の第一話といったところ。
……現状レビューする意義を見出せない。


『おきなとつゆこ』白梅ナズナ
ロリジジィ。変態ロリコンジジィが幼女に憑依するという尖った漫画。
面白かった。これがロリババァ漫画かどうかということはさておき面白かった。
サービスシーンも多かったし、なにより変態の方向性が僕好みだった。
漫画としても1ページごとにキャッチーなシーンを用意しており、勢いで最後まで読めてしまう。
とはいえ「ジジィが憑依」という時点でこんなのロリババァじゃねえと言う向きがあるのもよく分かる。
他の作家とはかぶらないネタをやろうという気概をびんびん感じるが、
そもそも普通のロリババァネタ自体がこの本にはあまり多くないので多少空回りしたかもしれない。
構成は連載ものの一話といった感じで『おもちゃの教祖さま』ほどきれいにまとまっていないものの、
続きを読みたい漫画ではこちらに軍配があがる。


『しょーぱふっ!』ATARU
のじゃロリもロリババァも無い。小学生女子の日常もの4コマ。
どう考えても掲載誌を間違っている。しかるべき雑誌に載せるのがみんな幸せになれる唯一の方法である。


『捨猫神社』高内優向
アンソロも終盤になってついに現れた人外ロリババァ。日本的神様もの。
前半部は主人公のように描かれていた少年達が、実際は驚かせられて逃げていくだけのキャラだったりするなど話運びに多少疑問はある。
が、次回に期待が持てる出来だった。
猫足の鳥居や肉球柄の着物袖など絵をいろいろ作りこんでいて好印象。
ロリババァの描写としても、人外らしい恐怖演出、達観したものの見方ができてそれでも頑固な部分があるなどうまいと感じた。


『魔女さんの日常』影之いりす
ロリババァ魔女。日常ものとくくるのがいいか。
全体的に薄い。8ページではこれが限度というべきなのだろう。いわゆる力を失って体が縮んだ系ロリババァ。


『巫女どう!』ゆみ/すずのね
巫女さん4コマ。以上。


総評
そんなわけで読み終わったス『(21)‐のじゃロリ&ロリババァ‐』。
正直、読む前に考えていたよりは良かった。
事前に目一杯ハードルを下げていたせいかもしれないが、実際本のタイトルにかすってすらいない2、3作品をどうにかすればこ
の手のアンソロジーコミックとしてはまあまあの出来になるんじゃないだろうか。

僕がいいと思ったのは『教祖さま』、『マゴ恋』、『おきな』、『捨猫』の4作品。
この4作78ページ+αで税込945円と思えば、同人誌価格としては妥当に思える。
いや皮肉ではなく、この手のアンソロジーコミックは同人みたいなものと思っているので。

ともあれこのアンソロジー、5月に第2弾が出るということなのでそれも購入、レビューするつもりだ。少しずつでもクオリティを上げていってくれたらいいなと思う。

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